SaaSの事例取材が外注しづらい4つの理由
今回は、SaaSを提供していて避けては通れない事例取材について書こうと思います。
SaaSマーケの皆さん、プロダクト責任者の皆さん、事例取材が大変過ぎて、外注したいが、いい人がいなくて外注できず、結局自社でやってるという方はいますか。
取材したけど実は記事にはできておらず、あっためてたりしないでしょうか。
私もサイボウズの東南アジア担当になり、営業時代にはやったことがなかった事例取材を敢行し、この仕事の楽しさと同時にタスクの重さを実感しました。
すぐに外注しようと思ったのですが、いざ探すと良さそうなところがなく結局自分でやることに。
なぜなのか。ちょっとまとめてみました。
1.そもそも外注費が高い
まずこれです。どこにお願いするかにもよりますが、相場で20万円〜50万円くらいでしょうか。
動画つきになるとさらなる金額感アップで目も当てられません。
これぞという事例ならまだしも、数を増やしたいフェーズだときついっすよね。
2.製品知識や業務知識が一定数いる
ヒアリングが上手な方、ステキな文章を書ける方が一見向いてそうですが、実はもっと必須なスキルがあります。
それは自社のプロダクトの知識、そして顧客側の業務知識です。
事例の目的は様々ですが、基本的には既存のお客様が新規のお客様に自社製品を進める、というものかと思います。
そうなると、この業種、この部門のこの業務は何で困っているのが最大公約数なのか、自社商材は他社に比べて何が優位なのか、を把握した上でのヒアリングが出来なければ話になりません。
クラウドで便利になりました、のようなありきたりな事例は価値がありません。
営業経験は
外注先に自社製品や業務のインプットをするなら自分でやっちゃうか、となる気持ちもわかります。
3.当日のアドリブ力がなんやかんや必要
開発の外注やクリエイティブの外注などに比べ、事例取材の外注は明確な指示を事前にすることが難しいです。
台本を用意して依頼したとしてもおそらくうまくいきません。
当日、事前に聞いてた活用用途と違ったり、話が思っていた話にはいかなかったり、話が止まらない人だったり、と当日のアドリブ力が求められるシーンが多い。
アドリブ力があるという外注先はどうやっても判断できないので、結局自分でやってしまう。
4.部分的な外注がしづらい
事例の企画部分だけお願いしようにも前述の知識の面でシビア、録音した音声の文字起こしだけ依頼しても意外に意味がなかったり、取材はこっちで外注先に記事化をお願いしても意図把握できず修正しまくって逆に工数かかったり、、、
外注するならまるっとお願いか、なしか、という判断になるため、外注が進まない要因かと思います。
できるのはクリエイティブぐらいっすかねぇ。
ざっとこんなところでしょうか。
私も外注先を探してたのですが、逆にこれ複業でやればニーズあるんじゃね?と思い複業作戦がスタートしました。
私は複業でやるので費用感がリーズナブル、サイボウズでkintoneを営業しているので業務知識が満遍なくある、営業視点がある、事例取材経験があるという感じでピッタリです。
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